2024年4月の鳥 雉（キジ）

大学の近くで畑を始めたのですが、高確率で雉と出会すようになりました。これまでは、それほど頻繁に見られないレアキャラだったのですが、今や毎朝のように顔をあわせる隣人です。

すいかやとうもろこしを食べてしまうそうで、ファーマーたちには嫌われ者のようですが、美しい着物を纏ったようなお姿に、お近づきになりたいと、忍足で距離を縮めております。

この日はかなり近寄っていたのですが、木の影に隠れてしまいました。どこにいるかわかりますか？

メスの雉（地味色）もたいてい側にいるのですが、オスより警戒心が強く、すぐに遠くへ逃げていってしまいます。メスは色は地味ですが、フォルムがかわいらしいです。

4月の下旬、ふと別の畑を見ると、オスの雉がメスにまとわりつきながら踊っていました。右の羽を広げてメスを囲み込むように回り込みながら、ひらひらひら。今度は左の羽を広げてぱたぱたぱた。まるで日本舞踊のようでした。求愛の季節ですね。